大切な人を亡くされた方のためのオンライン心理的ケアに関する臨床試験コンパクト試験に参加してくださる方を募集しています。
京都大学では、死別による気持ちのつらさを軽減するセルフコンパッション、 すなわち『自分へのいたわり』に焦点をあてたオンライン心理療法の研究・開発に取り組んでいます。 当サイトでは、コンパクト試験の概要を掲載し、研究の参加方法をご案内いたします。 開催日時は「参加申し込みフォームはこちら」をクリックし、参加申し込みフォームよりご確認いただけます。
研究代表者武藤 学
主任研究者釆野 優
プログラム開発責任者小寺 康博
大切な方を亡くされた方の気持ちのつらさとセルフコンパッション(自分へのいたわり)について
大切な人を亡くされたご遺族の多くが悲嘆、不安、不眠など様々な気持ちのつらさを経験することが知られています。また、気持ちの落ち込み・抑うつ症状については、半数以上の方が経験するとされますが、本来、心理的なサポートを必要としながらも、わずか3.5%の方しか専門家に相談していないことが、これまでの調査で分かっています。
私たちは、ご遺族が心のケアを受けることへの抵抗感や通院負担などを考慮し、オンラインでの心理的ケアを届ける体制を整えることとしました。研究の詳細については、ウェブ面談システムを用いて、研究のスタッフからの説明を個別に聞いた上で、研究の参加を決めていただくことができます。ぜひ、下記「参加申し込みフォーム」から、参加のお申し込みをお願いいたします。